オンラインで開催!三重県明和町「第2回起業勉強会」
昨年12月に初開催した三重県明和町の起業勉強会。
想像以上の熱い話し合いの中で閉幕しましたが、本当の勉強会はここからスタートしました。
(第1回目の様子はこちら)
今回は約1か月後に開催された第2回目のオンライン勉強会が1月27日に開催されました。
今回はその様子をレポート!
どの様な話し合いが展開されたのでしょうか?
11人の大学生による起業プレゼンを開始!
第2回目の勉強会では1回目で成立した全7チーム11名の皇學館大学の学生が自分で考えたビジネスプランを中間報告します。
この日まで、各チーム事に大学生の方が考えるビジネスプランに各チームのアドバイザーである企業の方がサポート。
大学では学べない「リアル」なビジネスプランに感銘や時に衝撃を受けたことでしょう。
チームの中には、発表項目以上のものを用意していた学生も。
そんな中で実際にプレゼンを行う学生さんからは画面越しからも緊張感が見て取れます。
一方で企業の方は、ほとんど親が子を見守る視線といった感じ。
各自、独特の緊張感と期待感を持ったまま学生さんらのプレゼンが開始されました。
時には鋭い指摘も!第2回勉強会の様子は?!
学生が考えて企業の方がアドバイスを入れていったビジネスプランのプレゼンが開始されました。
学生の発表は本当に十人十色といった感じ。
空き家や廃校を活用した地域資源活用のビジネスプランやバスケットで三重県を盛り上げたいや鉄道イベントなど新たな魅力を生み出したいといったアイデアまで学生さんのオリジナリティが出たプレゼンが数多くありました。それに対して企業の方や教授が質問やフィードバックを行うといった形で進行。
その中でも多かったのがコスト面についての質問です。
初期投資や年間ランニングコストなどに関する質問が多く、その上で「ビジネスは小さく始めて大きく育てる」というメッセージがどの企業の方も共通で学生に送っていました。
他にも「ターゲット層は広げすぎない」や「課題が明確なのでどうアクションするかを考えて」など具体的なアドバイスも。
時には「それ、じつは個人的にやっていて。。。」という様な社会人ならではの人生経験からなるフィードバックもありました。
11人の個性が存分にでたプレゼン。
第2回の勉強会は学生んにとって貴重な経験になったことでしょう。
第2回勉強会を終えていよいよ最終発表へ!
第2回目の勉強会で学生によるプレゼンが終わり、残すは3月9日(土)に行われる最終発表大会のみです。
当日は三重明和インキュベーションセンターに皇學館大学学生や各チームの企業の方が集合します。
第2回目の勉強会で印象的だったのは学生のビジネスプランに対して否定的な意見が全くなかったことです。
企業の方も自分のチームの学生はもとより、他のチームの学生にもフィードバックを多く行う姿が印象的。
みんなで1つのアイデアを何とか良い形にしようという意識が見て取れました。
同じ会社内でのプレゼンでは中々、見れない光景。
未来ある学生さんの意見だからこそ、大人を動かせていると実感しました。
学生のビジネスプランは素晴らしいモノが多いのですが、良くも悪くも粗削りなアイデアも。
粗削りで未完成なものだからこそ、新鮮で魅力的なものに感じるのも確かです。
約3ヶ月に及んだ起業勉強会もいよいよ大詰め。
ここから学生は企業の方と共に、ビジネスプランをさらに磨きあげていくことでしょう。
まとめ
オンラインで開催した第2回目の起業勉強会。
第1回目からの皇學館大学の学生にとっては、初めて尽くしの1ヶ月だったのではないでしょうか。
最終発表まであと少し。
今からその日が楽しみです。